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 2007年09月 

しげ吉 (うなぎ)  岐阜県関市 総合66点  

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今日は「しげ吉」の紹介です。

とその前に、今日はまず、うなぎの産地について考えてみる。
皆さんはうまい有名店のうなぎの産地は国産だと思っている方が多いと思う。僕もそうだった。

15年ぐらい前になるけど、スーパーで店員に「国産と中国産どう違うの?」と質問したら「ぜんぜん違う!」と一喝された^^;

それ以来、中国産うなぎといえば、ゴムのように固く、変な臭いがするというイメージ、ある種の宗教のように信じきっていた。

そこで、日本の現状について調べてみると、うなぎの総消費量の約8割は中国産、台湾産だそうだ。

しかし、最近中国産の問題が相次いだせいで、スーパーから中国産うなぎの文字が消えたのは皆さんもお気づきかと思う。僕もこれについてどうなっているんだろう?中国産はどこに行っちゃったの?という単純な疑念が湧いていた。

するとタイミングよく先月、宮崎のうなぎ業者が中国・台湾産を国産と偽装していた事件が発覚したわけだ。その業者の社長は「こんなのみんなやっている」と会見で話していたらしい。つまり表示は国産でも実は中国・台湾産である可能性がとっても高いということだ。

でも中国産なんか食べたら一発でわかるので、自分はだまされるはずはないとずっと思っていた。ところがだ・・・・後半へ続く


shigesoto
読者の方に教えていただいた。3連休の最終日にドライブがてら行ってきた。
人気店らしく、夜は17時からの営業だったので、急いで行って17時5分に着いたにもかかわらずすでに満席で4組待ち!!!しかももう食べ終わってるような客さんもいる?!どうなってんだ^^




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待っている間、しばし大将の焼き風景を見学。
どこかの老舗みたいにアルバイトに焼かせるなんてことはしない。
大将の独壇場。流れるような手際のよさ、時々離れてどこかに行ってしまうゆとりがまた憎い^^。戻ってきたと思ったら、焼き過ぎたらしく一串捨てた^^(多分まかない行き)。でも素人目に見たらぜんぜん焦げすぎには見えなかったんだけど、気に入らなかったらしい。


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肝照焼¥550
相方が大好物なのであれば必ず注文する。強めの焦げが香ばしくておいしい。でもカリッと感は「河原町はせべ」の勝ち。


どんどん焼き続けているのでそれほど待たされることもなくうな丼の登場。
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うなぎ丼(上)¥2100
大き目のうなぎでボリューム感あり。。「上」はもう一切れ間蒸しになっている。「並」も外見はこれと同じなので並(¥1800)で十分だと思う。


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口に入れた瞬間、炭焼きの焦げの香ばしさが広がる。香ばしさ具合はナンバーワン! 
繊細すぎる焼き具合がうまさの「河原町はせべ」と、大胆な焼きのうまさの「川安」の両者のいいとこ取りという感じ。
また、「うな富士」のように大きすぎてカリカリ感が欠けたり、逆に「浅野屋」のように小さすぎてふわふわ感が欠けることもなく、これも両者のいいとこ取りのような大きさ。
これは流行るわ。『うな富士派』VS『西本&浅野屋派』のどちらにも受ける味なのだ。

タレがまたうまい。おそらくトップかも。それはテーブルにも置いてあるタレをなめてもわかる。甘いんだけど、熟成の具合によってそれがパンチとなり、全体を力強い味わいに仕立てている。

ご飯は、固め。炊き立て感は「浅野屋」「うな豊」の勝ち。
タレの分量は少なめなのでデフォルトでOK。もちろんもっとタレ少なめ、タレ無しのリクエストも可能。

カリカリ感、ふわふわ感、十分な香ばしさ。適度な脂の乗り。欠点の見当たらないどの層にも受ける完璧なうなぎ。ごちそうさまでした^^!



shigenaka
サービスは僕には問題なし。仲居さんによっては愛想がないと思う人もいるかもしれないが、何度も言っているけど、愛想がいいだけの気が利かないサービスは僕は好きじゃない。無駄なくそつのないサービスは食べることに集中できるのだ。

完全禁煙という姿勢はこの店なら当然という感じ。
繊細な味と少な目のタレの量。これでタバコOKのはずがない。

と、かなりランディのツボにハマるお店でした^^!


これはぜひうなぎの産地を聞いておかないと。こんなにおいしいうなぎってどこなんだろう?ワクワク・・・

ランディ「うなぎはどこ産なんですか?」
女将さん「時期によって違いますよ」
ランディ「今日のはどこです?」
女将さん(厨房に向かって)「今日のってどこのうなぎ?」  
息子らしき人「台湾です
ランディ「・・・・。」

「た、台湾!!!???」衝撃がランディに走った。

ここから前半に続くけど、ランディは、国産と台湾産や中国産の違いなんて食べれば一目瞭然と思っていたのに、まるでわからなかった。国産の中でもおいしい部類の国産だと思ったぐらいだ。

う~ん軽いショックのあと、じっくり考えてみた。
ネットでもいろいろ調べてみたので僕なりにまとめてみる。

まず、うなぎの稚魚の捕獲地と産地は無関係。稚魚を一番長い間育てた場所が法的なうなぎの産地となる。つまり、90日間中国で育ててから輸入し、日本で91日育てれば、日本産になるのだ。ただ現実は、たった2,3日でも日本の水で泳がせただけで、日本産にしてしまうこともあるらしい。だって実際何日泳がせたかなんて業者にしかわからないことだし、うなぎ1匹1匹に目印なんて付けられないからだ。ここまで来るといったい国産ってなんなの?という気持ちになってきませんか?

やはり、実際にスーパーで国産として売られているうなぎの3分の2は輸入物というのが現状なのではないだろうか(確証はない)。それなら輸入物が8割という事実とも合致する。
たぶんスーパーだって本当は国産ではないとうすうす気がついているのではないか?
なんでも国産証明書というものがあって、それさえ付いていれば、あとから輸入物だったことが発覚しても、その証明書付きのうなぎを購入したスーパーにはおとがめはないそうだし。

ここまでは活うなぎのことで、加工物だとまた異なる。よくあるのは最後の加工場所がそのまま産地とされてしまう場合だ。JAS法ではその場合、「原産地○○○、加工地○○○○」というように表示されなくてはいけないらしい。他にも白焼きの状態で中国から輸入し、蒲焼にした場所がそのまま産地としてしまったり、単に箱だけ国産に変えたりするひどい業者もあるみたいだ。。

つまりうなぎの産地に関してはやりたい放題が実情ということらしい。
これまでは偽装は中国のお家芸だと思っていたけど、こんな偽装だらけの日本をみていると、実は日本産の方がやばいんじゃないのか?と思ってしまう。


そんな現状の中、できる店主はどうするだろうか?
そう、産地など関係なく、その時に一番状態のいいうなぎを仕入れるだけだ。話によると時期によっては中国、台湾産のほうが出来がよく、市場でも国産より高くなる場合だってあるらしい。また、このアンチ中国産ブームにより育てても育てても追いつかない日本の国産うなぎ養殖業者は、とにかくあらゆる手を使って早く育てるあまり、大きくなってはみたものの、実は脂肪だらけでおいしくないものが増えているとのうわさも聞く。


考えてみれば、養殖のうなぎに大差はないかもしれない。中国産がまずいと思い込んでるのは、中国の工場で大量に加工された蒲焼を食べてまずかったからかもしれない。でも生きたうなぎを輸入して、日本で加工、あるいはこの店のような熟練の職人の手にかかれば国産と変わりなくおいしくできるような気もする。

では危険性はどうなのか?
確かに中国はエサに抗生物質がたくさん入っていて、危険というイメージはある。ところがこれも調べていくと、国産ものの分量より少ないぐらいなのだ。
そこで中国と日本、果たしてどちらが嘘つきで危険かを示す面白いデータがある。

    違反件数      輸入額
インド    1763       12億ドル
中国   1368      38億ドル
ドミニカ     828       3億ドル   
デンマーク  543      4億ドル 
ベトナム   533      11億ドル
日本    508      5億ドル             

これは、アメリカの食品輸入時の数値(2006年度)だ。
FDA(米国食品医薬品局)のデータなので信頼できる。

一見すると日本の違反件数は少ないように見えるが、
よく見て欲しい。日本は違反も少ないが、輸入額も少ないのだ。
だから輸入総額に占める違反件数の割合で多い順にはじきだしてみると、

1位:ドミニカ
2位:インド
3位:デンマーク
4位:日本
5位:ベトナム
6位:中国

つまり中国はこの中では最下位ということになる。
そしてなんと日本の方が違反件数の割合は高いということになるのだ。
中国はどこの国に対しても輸入総額が圧倒的に多いため、必然的に違反件数の絶対数も多くなるがゆえ、偽装大国と勘違いされていることになる。
また日本は輸入うなぎに関してだけはとても規制が厳しく、中国も厳格にそれを守っているらしい。守らなければ輸出禁止にされてしまうからだ。
この厳しさは、国内の養殖業者が違反をしたときよりも相当厳しいらしいのだ。実際中国産うなぎの抗生物質などの値を調べても、ごく微量でまったく身体に影響はなしと証明されている。そしてたとえ基準値を上回るものがあったとしても、それらはすべて廃棄処分となり、決して流通することはないということだ。

それに、マスコミというのは、現実を伝えるというよりも、新聞が売れるように面白く書くものなので、これだけ中国産への批判が高まってくると、ちょっとでも基準値を上回るものが見つかると、ここぞとばかりに大げさに面白おかしく騒ぎ立てるものだ。
この繰り返し行われているされる中国バッシングにより、いつのまにか我々は中国産=危険という信者になってしまったのではないか。もちろんランディも何度も中国産の危険を訴えてきました^^;


でもこの店で、こんなにおいしいうなぎをいただいてしまうと、考え方を少しは改めた方がいいのかなとも思う。もちろんここのは台湾産であり中国産とは異なります。でも実際の両者の違いは業者でもうなぎ屋でもないので僕にはよくわかりません。

とにかくいろいろと考えていくと、生きたうなぎであれば、どこ産でもあまり違いはなく、要はうなぎ屋の腕次第だと感じたのでした。

ただし以上はうなぎの問題を中心としたことであり、その他の中国産物の問題についてはまだまだわからないことも多いです。

とまぁ台湾産に始まり、いろいろ考えることになりましたが、ここのうなぎはおいしかったです♪
大人気なゆえ、持ち帰り専門コーナーを隣に作ったみたいだけど、こちらはさっきの大将とは違う人焼いているみたい。あまり手は広げないようにして欲しいんですけどね。
また地元の方からの情報などもお待ちしております。
もちろんうなぎについて詳しい方からも。




ランディの評価

21★★★★★★★★★★★☆☆☆☆  (30点満点)
14★★★★★★★☆☆☆  サービス(20点満点)     
12★★★★★★☆☆☆☆  コストパフォーマンス(20点満点)
 6★★★☆☆          雰囲気(10点満点)
 6★★★☆☆          独創性+素材(10点満点)    
 4★★★★☆          清潔度(5点満点)
 3★★★☆☆          (5点満点)      

※星は従来どおりですが、点数を1点刻みで付けるようにしました。

味2点マイナス、サービスマイナス1点(2011年3月11日)
味マイナス1点(2011年4月4日)

しげ吉
岐阜県関市山王通1-3-29
地図はこちら
電話:0575-22-9566
0120-019-566
営業時間:
11:00~14:00
17:00~20:00
駐車場:40台
禁煙
うなぎ丼
並¥1800 上¥2100 特上¥2500



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