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 2017年02月 

アップルパイをメロンドメロンで買う必要なし! 


もうメロンドメロンやシバタで売られているアップルパイに、300円近くも出して買う必要はないです。




メロンドメロンのアップルパイ 280円
先日紹介した「メロンドメロン」のアップルパイがこの手の店にしてはうますぎた。
そこで、思い当たるところがあったので真相を解明すべく東京の本部に電話してみた。



ランディ「仕上げの焼き上げは各店舗でしているんでしょうけど、作っているのはどこですか?」

女性社員「???」(質問の意図がわからない様子)

ランディ「製造している工場はどこにあるんですか?」

女性社員「それは企業秘密です」
(きたー!企業秘密)

ランディ「では自家製なんですか?」

女性社員「自家製とはどういうことを言うので・・・」(困惑と混乱)

ここで男性社員に交代

ランディ「例えば、業販用にフランス製の冷凍アップルパイなどがあるけどそれを仕入れて販売してるということなんですか?」

男性写真「そのようなイメージで大丈夫です」

ランディ「自分でレシピを開発して製造だけ委託とかはしていないんですか?」

男性社員「一部ではそういうものもあります」


つまり一部の商品以外は自家製(自社開発)ではないということでした。開発などしていないのに「レシピを渡して作ってもらっています」と嘘を平気でつく店もある中、だいたいにおいて正直でしたね。






つづいて「ピネード」

ピネードのショーソンオポム(アップルパイ)324円
画像はお店のインスタグラムよりお借りしました。


ランディ「ショーソンオポムは自家製ですか?」

女性社員「自家製と言いますか、協力してくれる工場に委託して作ってもらっています」

ランディ「フランス製の既成の冷凍パイを仕入れて販売しているケーキ屋をよくみかけますが、それと同じですか?」

女性社員「はい同じです」

ここもメロンドメロンと同様に、嘘やごまかしはなく好印象でした。どちらも大きい会社になってきたので、嘘をつくのはまずいとわかっているのでしょう。






つづいて大御所「シェ・シバタ」

シェ・シバタのショーソンオポンム 313円
画像はシバタ多治見店のフェイスブックページからお借りしました。


ランディ「ショーソンオポンムって自家製なんですか?」

男性店員「そうです」

ランディ「バターと小麦粉から作っているの?」

男性店員「そうではなくて、ある程度出来上がったものを仕入れて、こちらで手を加えて完成させている」
(パイ生地と砂糖で似たリンゴだけのアップルパイで、ある程度出来上がったものって何なんだ???)

ランディ「フランス製の冷凍品を仕入れて店頭で焼き上げて販売しているお店もあるが、それとは違うのか?」

男性社員「そうではありません」


なにこのモヤモヤ感(笑)
この子のブログでも似たような回答でしたね。







次にシバタで修業した人の某店

この店のショーソンオポンム
画像は食べログよりお借りしました。

ランディ「ショーソンオポンムは自家製ですか?」

女性店員「はい」

ランディ「パイ生地からお店で作っているってこと?」

返答に困ったのかここで選手交代

男性シェフ「自家製じゃないです。フランスのものを業者から仕入れて売っています」

ランディ「店では卵を塗って焼き上げてるだけ?」

男性シェフ「そうです」

ランディ「そのフランスの冷凍品って、シバタと同じものですよね?」

男性シェフ「それは僕の口からは言えません」


と~っても正直な方で好印象でした。
さすがシバタが一時は店長まで任せたのに、弟子とは認めない店だけのことはある(笑)






もう一軒、今度はシバタの愛弟子の店である豊橋「モンペリエ」にも聞いてみた。

モンペリエのショーソンオポンム 270円
画像はこちらのインスタグラムよりお借りしました。

女性店員「自家製です(きっぱり)。」

ランディ「フランス製の冷凍品を業者から仕入れたものを販売しているお店もよくあるけどそれとは違う?」

女性店員「いいえ違います。リンゴはフランスから仕入れていますが、パイ生地はバターと小麦粉から毎朝仕込んでいます」
リンゴはフランスから仕入れている?よくわからないけど細かいツッコミはやめといた。

まあ慣れていらっしゃるというか、まったく躊躇することなく「自家製」と断言されました。

さすがシバタが唯一弟子と認めた店だけのことはある(笑)




以上、アップルパイが自家製なのか否かをめぐって5店舗に聞いてみました。
焼き上げ時の卵液の塗り方や焼き上げ温度、時間、個体差による違いはあるものの、外見は全く同じですね。

メロンドメロンを除いて、どの店もホームページの製品紹介にアップルパイを載せてないのも引っかかるところ。





ちなみにこれは間違いなく自家製の某店のアップルパイ。
本当に自家製であれば、このように独自の形や模様にするよね普通は。
フランスの冷凍物と似たようなものを作ってそれだと思われたら嫌でしょ?





まぁ自家製であろうがなかろうがおいしればいいんですけどね。だから、きちんと「これはフランスの他社の製品です。おいしいので販売しています」と表示すればいいのに。あたかも自家製のように売られているので、自家製だと思い込んで購入を続けていた人が事実を知ったら裏切られた感じがするかもね。


そして、フランス製の冷凍物は、やはり本場のバターや小麦粉を使っていることもあってか、その辺のケーキ屋やパン屋の自家製アップルパイよりおいしかったりします。そういえば昔、名古屋のフランス料理店で食べたフランス(スイスだったかも)の冷凍のパンがうますぎて驚いたことがあったな。




確定はできませんが、フランス製の冷凍品を使っている多くのお店はおそらくここの製品を使っているのでしょう。


Panavi社製冷凍アップルパイ 54個で6180円(税別)

メロンドメロンでは一個280円、ピネードでは一個300円もしますが、これなら一個当たり114円!とかなり安く購入できちゃいます。


54個からしか買えないのが難点ですが、パイ好きが5人集まれば買えそうですね。僕は8人で買いました。
僕の個人的な感想では、見た目も味も「同じもの」です。




以上、現在行列ができるほどの人気があり、全国に次々と店舗を拡大している「メロンドメロン」のアップルパイに端を発して掘り下げてみましたが、僕が言いたいのは、ネットに常に監視される今の社会では、これからはますます、何ごとも「本来あるべき価格に落ち着く」ということです。

同じようなアップルパイが他で3分の1の値段で買えるとわかれば買う人は減るでしょう。これまでは3倍の値付けをしていたレストランのワインも、仕入れ値がスマホで調べればすぐわかる今となってはもうやりにくいでしょう。カーディーラーの「下取り車があればもっと値引きできます」なんていう子供だましも通用しなくなるでしょう。原価の10倍近くの値段だったピッツァもチェザリの出現により適正価格で出す店が増えてきました。病院が無用な薬を乱発して儲ける時代も終わり。医者であっても腕のない医者は生き残れない。天下りで週2日の出勤で年棒1000万なんて時代もやがて終わり。実は価値なんてないダイヤモンド信仰にも終止符。過去のブランドに頼ったり、既得権益だけで簡単に儲けることができていた職種は崩壊することでしょう。

産地偽装やニセの効果のアピールももちろんのこと、これら消費者の無知に乗じて儲けるような、誠実とはいいがたい商売手法は、このネット社会ではもう一切通用しなくなる。すべてが実力と真の価値に対応した「適正報酬」、「適正価格」となっていくでしょうね。




ランディのインスタグラムもご覧ください。


https://www.instagram.com/randy_nagoya/







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