猫でもわかる『トランス脂肪酸』 その1
最近「トランス脂肪酸」という言葉をよく耳にする。
体に悪影響を及ぼすものらしいが、いまいちよく判らない方も多いのではないか。ランディもすっきりしなかった。だからすっきりしたかった。そこで、いまから誰でもこれを読めばすっきりすることを目標に
書き込んでみようと思う。
題して“世界一わかりやすい『トランス脂肪酸』”
時系列に沿って説明した方がわかりやすいと思う。
難しい言葉(ex.不飽和脂肪酸)は極力使わないようにします。
人は昔、ラードやバターの動物性脂肪を料理に使っていた。
ところがそれらは常温で固まるという性質を持つことから、消化の過程で、胃腸に負担をかけるし、吸収後は悪玉コレステロールとなって、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中の原因となる。
そこで人は植物性脂肪が常温で固まらないので胃腸に負担をかけないこと、吸収後も善玉コレステロールとなって疾病を引き起こさないことから、それらを広く使うようになった。
また、その固まりにくい性質からバターに変わりマーガリンという扱いやすい製品も生まれることになった。
しかし植物性脂肪は酸化しやすい性質を持っており、特に高温に弱い。だから植物性の油を使って炒めたり、揚げたりすると、多くの有害物質を生み出す。その代表格がトランス脂肪酸だ。トランス脂肪酸は動物性脂肪と同じで固まりやすい性質を持ち、また自然界に存在しない物質であることから、様々な有害性を持つ。
さらに植物性油脂のその精製過程においても、臭いを消すために高温処理がなされている。もちろんこのときにも多くのトランス脂肪酸が発生している。
つまり我々はトランス脂肪酸を含む植物油を揚げ物に使ったりして高温にさらし、さらなるトランス脂肪酸を作り出しているのだ。
だから一度使ったオイルをまた使うなどとんでもないことなのだ。
またマーガリンを作るときに行われる水素添加によってもトランス脂肪酸が形成される。なんと45%はトランス脂肪に変化するというから驚きだ。そしてその分子構造はプラスチックのそれにそっくりだそうだ。このためマーガリンは「食べるプラスチック」と呼ばれている。
しかも、バターの風味に近づけるため多くの食品添加物というおまけまでつく。これでもあなたはマーガリンを使い続けますか?
バターもマーガリンも使えない。
サラダ油、コーン油、キャノーラ油、健康エコナなどの植物性油もダメ。
じゃあ一体我々はどうすればよいのだろうか?
つづく
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