エキストラヴァージンオリーブオイルは偽物ばかり 

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国際オリーブオイル協会(IOC)主催のオリーブオイル啓蒙イベントに行ってきました。




料理は内山料理長率いるリゾートトラストが担当。





偽りのない最高品質のオリーブオイルをふんだんに使って作った料理は(揚げ物も全部最高品質オリーブオイル)どれもおいしかった。中でもオリーブオイルのマカロンがバカウマでした!



エキストラヴァ―ジンオリーブオイルの規格は、欧州などの主要な生産国が加盟する国際オリーブ協会(IOC)によって定められているそうです。

すなわち、
エキストラヴァージンオリーブオイルと表記するためには、

①オリーブの実だけを原料に使用していること。
②機械的作業のみによってつくられていること(化学的な処理で精製されていないこと)。
③酸度(遊離脂肪酸の割合)が100gあたり0.8gを超えないもの(酸化していないこと)。
④さらに化学検査とテイスティングによる官能試験を経て、酸敗臭や発酵臭などがまったくないもの。

という厳しい条件をクリアすることが必要。つまり希少品。
となると、スーパーに並んだ安価のエキストラヴァージンオリーブオイルがこの条件を満たしているとは考えにくいよね。



そこでIOCの方々にインタビューしてみると、
「日本では精製オイルでもエキストラヴァージンとして売られている」
「日本の店で売られているエキストラヴァージンのほとんどがエキストラヴァージンとは程遠い」
だそうです。



以下、日本のJAS規格におけるオリーブオイルの定義と分類



どこにもエキストラヴァージンオリーブオイルなどの分類は規定されていないことから、たとえば精製されたオリーブ油でもエキストラヴァージンと表記できちゃうってこと?? IOCの方は「そういうものも売られている」と言ってましたね。

また、日本ではどんなに酸敗臭(酸化した油の臭い=油汚れの台所の臭い)がしても、そんなの関係なく売ることが出来ちゃうんだって!恐ろしい。


つまり日本では欧州みたいなオリーブオイルに関しての規格は全くないも同然ってこと!まあ気持ち悪い精製サラダ油天国の日本だしね。


結果、日本で「エキストラヴァージン」と表記されて売られているオリーブオイルの9割は、エキストラヴァージンとは程遠い「偽物」がはびこっているのが現状。


となると、偽物であっても出来るだけ高品質なものを選びたいよね・・・



今日のイベントで頂いたオリーブオイル。さすがにこれは本物のエキストラヴァージン、あるいはそれに限りなく近いでしょうね。賞味期限は今月末。



では実際、日本でどうやってエキストラヴァージンに近いもの(品質の良いもの)とそうでないものを見分ければいいのか?



例えばこれは、「一番搾り」「コールドプレス」の表示、産地指定(ギリシャクレタ島)、PDOマーク、受賞歴の表示、などから、そこそこ品質は良いのではとの期待が持てそう。



一方こっちは、パスタの有名メーカーであるディチェコブランドが付いているので、めちゃくちゃなことはしないかもですが、他に何も表示がなく不安になりますね。価格も安価だし。

とりあえずは「本物のエキストラヴァージンに近いものはどれか?」と店員に相談してみましょうか。でも町のスーパーの店員の多くはオリーブオイルの知識は乏しいだろうし期待する答えは返ってこないかもね・・・まずは信頼できるショップを見つける必要がありそうです。


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コメント

大変参考になりました。しかし、カルディなどで売っているイタリア産の安価なオリーブオイル(1l 900円程)も、エキストラとうったっていますが、ヨーロッパの物なので、ご紹介いただいた厳しい水準をクリアしていると考えられないのですか?

そうですね。
日本でも、元イタリアンシェフと自ら名乗っている偽物も
いますからね。

オリーブ生産農家より

ランディさんのブログにお久しぶりに投稿します。香川県でオリーブ生産をしながらオリーブオイルの専門店やっています。世の中に残念なオリーブオイルが多いことに憂いています。私どものお店では定期的にオリーブオイルセミナーを開催していますが、いらっしゃるお客様は目からウロコが落ちたように、本当のオリーブオイルのおいしさに気づいて頂いています。オリーブオイルの買い付けでスペインやイタリアにも行きますが、ヨーロッパでも事態はあまりよろしくありません。前にもご紹介しましたが、トム・ミュラー氏の「エクストラバージンの嘘と真実」という本をお読み頂ければ、当たらずとも遠からずの大体のオリーブオイル事情がお分かり頂けます。本来のいいオリーブオイルはおいしくて健康にもいいものです。正しく普及させていくのがわたくしどの使命です。

AJINOMOTOブランドのエキストラバージンオイルは大丈夫でしょうか?

難しい問題ですね・・・
「エキストラバージン」という呼称に品質が追従していないのが問題の原点でしょうか。
日本酒の「大吟醸」「吟醸」なんかも、よくわからずに買っている私としては、ランクがついているとありがたいんですけどね。
ミシュランみたいに、「このオリーブオイルは星2つ」とか。
勿論、偽証は刑事罰くらいはいるでしょうが。

難しい問題です。

ランディさんはじめてコメントします。
オリーブオイルの協会もさまざまあり日本で売られているオリーブオイルの種類もたくさんあるので解りにくいと思います。
イタリアのオリーブオイルソムリエ協会や国際オリーブオイル協会などは日本企業主体で作られているオリーブオイルはイタリアの規定より緩くても日本で売られていることが多いのでイタリア人からしたらオリーブオイルではない!と言っているみたいです。。
イタリア国内でも瓶に詰めてから酸化したものなども多く本当に美味しいオリーブオイルは1割だとも。。

そこで資格をとった方が日本でひらいたオリーブオイル協会はその1割以外は偽物だと発言しておりイタリアでの認定を受けていても偽物だと言いきっているため今メーカーや輸入元が迷惑もしているそうです。
美味しいか美味しくないか?好きか嫌いか? なら問題ないと思うのですが。。。

乳製品とおなじで国が定めてしまっている以上表示はまちがっていないことになるので身体によいもの美味しいものを自分で選ぶことが大切だと思います。
イタリアでオリーブオイルの勉強した人はみな強いこだわりを持つようになり我々イタリア料理店は負けじと勉強しなければいけません。お互いに切磋琢磨できればよいのですけどね。。
規定があるかぎり偽物とは言わないようにしてほしいですけどね。最近はこの話題をよく聞きます。。

追伸 ディチェコのオリーブオイルはもう終売になり ましたよ。

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