飲食店における原材料表示
- 原材料表示
- | トラックバック(0)
- | コメント(23)
→飲食店情報はblogランキングへ
気になったらどんどん聞きましょう!
スーパーやコンビニの弁当、菓子パンなどには必ず貼ってある原材料表示義務が、お店で食べるときや、ケーキ屋、惣菜屋などの対面販売の場合はないことがずっと不思議だったんですが、先日「はなまるマーケット」(TBS系)で食品表示専門家の垣田氏が説明していました。
①全商品についてイチイチ表示するのはわずらわしくて店舗に負担がかかること。
②対面販売なのだから、その場で聞けばいい
という理由からだそうです。
つまりレストランでもケーキ屋でも気になったことがあれば堂々と聞いていいということです。
今から食べようとする物の原材料を聞く権利があるなんてことは考えてみたら当たり前ですね。逆に嫌な顔されたり、すぐ答えられないようなお店では買うべきではありません。
たとえばケーキ屋では、少なくともスーパーやコンビニの生菓子などの原材料表示の内容と同じことは聞いてもいいということになります。
ですから、純生クリームを使っているかどうかはもちろん、その他の材料、作った時間、添加物の有無・種類、産地・養殖or天然・解凍(改正JAS法)も当然聞いてもいいでしょう。
気になる場合にはきちんと聞くべきだと思います。皆がそうすることで飲食店全体の質の向上にもつながります。
たまに「企業秘密だから」などといって、原材料を隠すお店がありますが、特に食に関しては情報開示が必須の今ではナンセンスです。だいたい材料聞いただけで簡単に同じ味にはなりませんよ。まぁ不特定多数が見ているテレビ出演時にまで明かす義務はないにしても、今から食べようとしているお客に聞かれた場合は答えなければならないということです。
↓ランディも参加しています!お役に立ちましたら応援よろしくお願いします!
- 関連記事
-
- 巧妙な表示 ~信州新そば編~ (2008/11/21)
- 飲食店における原材料表示 (2007/11/22)
- 原材料表示 (2006/09/07)
- [2007/11/22 00:45]
- 原材料表示 |
- トラックバック(0) |
- コメント(23)
- この記事のURL |
- TOP ▲
コメント
まだでしたら、是非読んでください。
『食品の裏側―みんな大好きな食品添加物』
http://www.amazon.co.jp/%E9%A3%9F%E5%93%81%E3%81%AE%E8%A3%8F%E5%81%B4%E2%80%95%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E5%A4%A7%E5%A5%BD%E3%81%8D%E3%81%AA%E9%A3%9F%E5%93%81%E6%B7%BB%E5%8A%A0%E7%89%A9-%E5%AE%89%E9%83%A8-%E5%8F%B8/dp/4492222669/ref=pd_bbs_1?ie=UTF8&s=books&qid=1195716227&sr=8-1
難しい
もちろん質問されれば調べてお答えしますが、みんなが毎回それをやりだしたら経費も上がって商品価格もその分値上がりすることでしょう。まあ実際は定番で使っている調味料や食材は一度調べれば終わりですけど、生鮮は卸さんにも毎日明らかにするようにお願いしないといけませんしね。特に個人店では難しいかもしれませんね。
あえて時代に逆行するようなコメントをしましたが、安全にはコストもかかるということをご理解いただきたいと思って書きました。
>純生クリームを使っているかどうかはもちろん、その他の
>材、作った時間、添加物の有無・種類、産地・養殖or天然・
>解凍(改正JAS法)も当然聞いてもいいでしょう。
とありますが、ランディさんでさえ添加物はすべて悪い、最近はようやくそうでも無いようですが、養殖は×で天然は○みたいな思考回路が蔓延している世の中で、果たして正当に評価されるかどうかは疑問です。
ランディさんの味に対しての評価はいつも尊敬すべく参考にさせて貰っています。長年の経験や知識に裏打ちされたものがあり、批評、評価するにしても土台がしっかりしており信憑性も高いからです。同様、添加物に対してももう少し見聞を深められたら如何でしょうか。
通常の店の味の場合は金額との相対評価を冷静にされているのに、添加物になったとたん、コンビニで売っているシュークリームの添加物をさも悪いもののように掲載されておりますが、嘘の表示をしているのならともかく、100円150円のコンビニシュークリームの、人体への影響の少ない化学物質(と皆が言うからさも体に悪いように感じるのですかね)の使用の何がいけないのでしょうか。
通りすがりさんへ
この本持ってます。まだしっかり読んでませんが、ためになりますね。
後は個人の判断で購入するか決めれば良い。
添加物を受け付けない人もいますし、添加物が好きな人もいますからね。
飲食店勤務さんへ
僕だったら、料理店なら化学調味料は使っているか?
肉とうなぎの産地(魚の産地までは聞こうと思いません)、野菜は産地というよりどこで仕入れているか、あと印象に残れば、たとえばどこの塩、味噌、をつかっているのか、その程度です。簡単に答えれる範囲内だと思います。
最近いつも必ず聞きたくなるのはケーキ屋が多いですね。
むーみんさんへ
あと誤解されているようですが、この写真は表示の例として載せているだけで、添加物の使用を非難する意図ではありません。
写真はセブンイレブンの製品ですが、僕これ昨晩普通に買っておいしく食べましたよ。大量生産で、ある程度客の口に入るまで時間がかかる製品には添加物は必要不可欠な部分もあるでしょう。
でもその場合でも合成着色料とか発色剤などはまったく不要だと思っています。もちろん鮮やかな色に惑わされる消費者の無知も悪いんですけどね。
とにかく普通の飲食店では、化学調味料はまだしも、家庭の主婦が使わないようなものを使用するのだけはやめてほしいです。
管理人のみ閲覧できます
添加物を読んでいるなら、これも読んでください。
『変わる家族 変わる食卓―真実に破壊されるマーケティング常識』
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%E5%AE%B6%E6%97%8F-%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%E9%A3%9F%E5%8D%93%E2%80%95%E7%9C%9F%E5%AE%9F%E3%81%AB%E7%A0%B4%E5%A3%8A%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%B8%B8%E8%AD%98-%E5%B2%A9%E6%9D%91-%E6%9A%A2%E5%AD%90/dp/4326652780/ref=pd_bbs_sr_1?ie=UTF8&s=books&qid=1195760633&sr=8-1
不思議に思うこと。
揚げ足を取るわけではありませんが
以前から読んでいて気になっていることをひとつ。
>料理店なら化学調味料は使っているか?
化学調味料はそんなに否定すべき悪いものでしょうか...?
使用については聞かずとも食べてみればわかることだと思いますし
ご本人が化学調味料アレルギーをお持ちとか
そのお店が無添加を売りにしているならともかくとして
食べてみても、化学調味料の有無がわからないのであれば
ある意味、入っていてもいなくても同じだと思うのです。
わざわざ、お店の方に聞く意味が私にはわかりません。
『ここは化学調味料を使っていないから美味しい!』
『ここは化学調味料を使っているから美味しくない。。』
食べても使用されているかどうかがわからないのに
聞いたとたん、味わった料理の評価が変わるのでしょうか?
食べた料理への《化学調味料の有無》よりも
いかに一皿をバランス良く仕上げてあるかが大切なのでは?と
ランディさんと同じく、化学調味料が大嫌いな私ですが
いつも不思議に思いながら記事を読んでおります。
素材にこだわりまくってやたらと薀蓄の多い
『無化調ならではの旨さ』を売りにしてる美味しくない店のほうが
私にしてみれば、よっぽど腹立たしく思えますけど(苦笑
食べる前に知りたいという事だと思います。
実際添加物は美味しくないのは事実。
化学調味料も後に不快感があります。
ケーキなんてクリームに植物性などのブレンドクリームを混ぜると味が全く違うし美味しくない。
だから購入前に知りたいし、入っていたら買いたく無いですよ。
化学調味料を使うことは否定しませんが、最終的に
本当に美味しいと思えるもの、お客様の口を満足させる
だけでなく、食後感や食べた方の身体の事まで突き詰め
て考えれば、化学調味料は必要ないと思います。
五感は移ろい易いものですし、どれだけ敏感な舌を
持っている人とて、嗜好や体調、果ては天候などに
左右されるものですが、やはり使っていればかなりの
確率で分かります。旨みが強烈に使われているのだか
らその場では美味しく感じられても、食べた後の舌の
痺れたるや不快そのものです。
限られた予算の中で作る。けれど喜んで食べてもら
えるような、知恵や工夫をする上で化学調味料を隠し
味に使って美味しいものができるなら、私も喜んで食
べます。
しかし残念な事にそういう努力さえも見られない飲食店
や大手外食メーカーが多数を占めるのもまた事実です。
元々化学調味料も添加物も、自然界に存在する味や旨み
をオリジナルとして模倣、抽出、もしくは長期保存させる
ことを目的とした技術・産物です。脇役や隠し味に使うの
は理解できますが、味付けでメインで使うものではない
というのは、少しでも美味しいものを食べたい・食べさせ
たいと志す人の共通した考えではないでしょうか。
決して化調が「悪」という偏った見方をしているわけで
なく、同じ完成度の料理が二つあったとして、どちらが
上か下か決めなければいけないということであれば、今
の時点ではやはり使っていないほうが上だと私は思いま
す。
『食品の裏側―みんな大好きな食品添加物』
を読んでください。
みなさんの考えは180度変わります。
ランディさんもしっかり読んでください。
まだ読んでいないから気楽なコメントが出来るのです。
ところで、一日三食をすべて手料理の人っていますか?
冷凍食品や調理加工済み食品、チャーハンの素など「~素」
を全く使わない手料理ですよ。
ハイと言えない人は多量の添加物を摂取しています。
某デパートに入っているフランスパンですら乳化剤を
使っています。
添加物を全く摂取しないということは不可能です。
「食品の裏側」は私も読みました。一読の価値はあると
思います。
私は自然食品スーパーの仕事をしていますが、うちで売られている商品とて疑いだせばキリがありません。なるべく避ける、という対処しかありません。
読めば確かに驚愕すべき事柄が沢山あるかもしれませんが、
神経質になり過ぎないことも大事だと思います。
拘りが過ぎればまともに社会生活も営めなくなります。
安心、安全なモノを提供したい立場からすると矛盾した
意見ですが、添加物の長短所、安心安全な食品の長短所
を併せて考えた上で、今自分ができることは何かを模索
することが肝要ではないでしょうか。
…ここでは書けませんが、大手食品メーカーの
原材料や製造工程のどす黒い噂は仕事柄、結構耳にします。
けれどそんなこと気にしてたら久々に会う親友とファミレスにも行けません。
自分はあまり気にせず口にしてます。人の身体は
もっと柔軟に、頑丈に出来ていると思ってますから(笑)
ランディさんが言いたい事はそういう事じゃないと思いますよ。
はじめまして。
私は以前自然食などの業界の仕事をしておりました。
添加物で食材が生まれるのも見てきました。『食品の裏側―みんな大好きな食品添加物』の著者の方ともお話したこともありますが添加物は確かに体によくありませんし、体に入っていいことはひとつもないのは事実だと思います。
そういう情報を知った上でそれでも食べておいしいと思えいいのではないかなと。
実際添加物取りすぎて腎臓悪くなる人多くなっていますが、その事実わかっていてもおいしいものを食べた瞬間は何者にも変えがたい幸せです。
添加物体に悪いと思っていても冬場に食べるコンビニの肉まんはこの上なくおいしく感じてしまいますし。
ただ実際体に異常が起きてしまった人を見るとほんとに怖く感じてしまいます。
私も実際食事がコンビにや外食が増えてからアトピーが出るようになってしまいましたし・・・。
皆さんへ
今回僕が言いたかったのは、添加物云々ではなくて、とりあえず原材料について気になったことがあれば聞く権利があるし、飲食店には答える義務があるということをお知らせしたかっただけです。
また、鍵コメントさんからのご意見で、食物アレルギーの方の場合、生命にもかかわる時もあるので、しっかり(正確に)原材料について答えていただきたいとのことでした。
今まで何度かエントリーで、「添加物=悪」みたいに繰り返し述べてきたのは、あまりに多すぎる余計な添加物を使うメーカーとそれを売る販売店、料理店、そしてあまりに添加物について無頓着な消費者に警告する意味を込めただけのことです。素材の持つ自然のうまさ、そして偉大な力を忘れてしまっている、あるいは気づかないでいる人もまだまだ多く存在します。
話題になっている化学調味料についてですが、実際に僕が使用の有無をお店にたずねることなんかめったにないです。使っていればすぐにわかるし、使うような店も最初からわかっているからです。やはり中華は高級店でも隠し味程度で結構使っています。
もちろんまったく気づかなければ聞くことはありません。それでもし使っていたとしてもそれはそれでいいと思います。
極たまに、なんか後味悪いな~と感じたとして、でも確信が持てないときに、使用の有無を聞くことがあります。結果使っていれば、使わなければいいのにと思うし、後味が悪い分評価は下がるでしょうね。
でも僕のブログ掲載店でそういう店は今のところありません。
>ただけです。
大きな意味の権利と義務という括りで話されているならともかく、こういう書き方では本当に飲食店に答える義務があるかのように受け取られてしまいます。
ははなまるマーケットを見たというだけの情報で「答える義務がある」と言い切るのはもっと調べてからにして・・・と言いたいんです。以前の石油からビタミンCでしたっけ、同じような事で似たような展開になった時もありましたが、一言で言うと勉強不足なのですよ。
よくランディさんは店に関しては一般の人に、マスコミに踊らされて美味しくも無い店に並んだりしてる、とか、マスコミが書いていると有り難がる人がいる、とかそういう趣旨の発言をよくされていますが、まるで同様の事を感じるわけです。
「そしてあまりに添加物について無頓着な消費者に警告する意味を込めただけのことです」とありますが、添加物に対しての見識がどれだけおありなのでしょう。
この話題について紛糾する原因に加担してしまったこと
をお詫びします。仕事に関係していたので熱くなってしまい
ました。すみませんでした。
普段一緒にいる大事な人とすら、完全な意思疎通は
難しいのに顔も合わせたこともない文字だけの関係性
の中で、自分の意図を完全な形で伝えることなど不可能、
という前提で書き込むべきでした。
今自分の文章読み返しましたが、いい年こいてちょっと、というかかなり恥ずかしい…(苦笑)
自重します。
とても重要な補足です。
原材料について飲食店は答える義務があるとのことですが、
自分のお店の前段階で加工したものについては答える義務がありません。
例えば、一番上の写真の原材料に「マヨネーズ」とあります。
仕入れたマヨネーズが酢と卵と植物油を使わずに、酸味料、乳化剤、植物油から作った「マヨネーズ」でも「マヨネーズ」と表示できます。
同様に次の写真の生クリームも香料や安定剤が入っていたとしても
単に「生クリーム」と表示できます。
あと最近は「グルタミン酸ソーダ」なんて書かず、
「アミノ酸」や「調味料」と書いてあります。
だから表示があっても安心できません。
妄想です
バイトA:「Aランチ入ります。」
「シェフ、あの~注文したお客さんが、料理に使っている材料と添加物を全て教えろって言ってるんですけど。」
シェフ :「材料と添加物を教えろだとぉ?」
バイトA:「はい。 それからもし醤油を使っているなら、丸大豆と塩だけを使ったものか、野菜やお肉や魚は国内産かどうか、魚は養殖かどうか。」
シェフ :「お昼の忙しい時にそんなにも聞いているのか?」
バイトA:「まだあるんです。(;_;) 塩はどこ産だとかオリブオイルは圧搾法で絞ったものか、お水は浄水器を使っているか、あとまだ何か聞いてましたけど全部覚えられません。」
シェフ :「そんなにうだうだ言う客には帰ってもらってくれ!」
~5分後~
バイトA:「帰って下さいとお願いしたら、『使用材料を明らかにするのは店の義務だ!。 教えないなら自分はグルメブログをやっていてこの店の悪口を書く!』と言って暴れてます。 『子分のBMW乗りのブログにも同じ様に書かせてこの店を潰してやる!』とすごんでます。(>_<)」
シェフ :「780円のAランチにそんだけしつこくするのは、悪質な嫌がらせだ。 ○○組の人かなぁ。 新手の資金稼ぎかも知れん。 お車代を渡して帰ってもらおう。(*_*)」
私は毎回料理に使われているものをお店側に事前に必ず聞いています。それは息子に食物アレルギーがあるからです。1歳のとき、お店の方の認識不足で(小麦が使われているのに、使われていないと言われました。理由は小麦グルテンが含まれた米粉を使用したため発生しました。小麦アレルギーはグルテンに反応するケースがほとんどです)したため、食物接種10分後にアナフィラキシーを起こし救急車で運ばれ入院した経緯があります。当然お店側は謝罪及び治療費の全面負担をしましたが、そんなことで許せることではありません。下手をしたら死んでいたのですから。わからないならわからないで最初から断って欲しかったです。なので、それ以来事前にお店側に使われているものすべてを詳細に聞くようにしています。だって命にかかわりますから。あのときの息子の姿は本当に辛そうでした。
ランディさんに対して厳しい意見をかかれていらっしゃる肩もいるようですが、現実に聞かないと食べられない人たちもいることを知ってもらいたいです。自分の周りに食物アレルギーを持つ人がいないとなかなか理解してもらうのは難しいかもしれませんが、大切な命を落としてからでは遅いんです。そういった人も中にはいるということを少しでも知っていただけたら幸いです。
それなのでこの記事はとても役に立ちました!これからどんどん安心してお店側に聞けます(^^)
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://umaiumai.blog59.fc2.com/tb.php/338-f4c21668
- | HOME |
コメントの投稿