手作りってなんなんだ? 

tezukuri

お店で「手作りケーキ」等の表示を見かけることがあると思うが、「手作り」って一体なんだろう?
自分の店で作ったケーキであればこんなことは書かない。書くなら「自家製ケーキ」と書くはずだ。

じゃあ「手作りケーキ」とはどういう意味だろう。
それは味も見かけも自家製っぽく作られた業者製のケーキということだ。
この辺りだと、フィレンツェヴェールというケーキ専門の業者がある。ケーキ1個あたり200円~250円なので、ケーキセットとして、原価20円のコーヒーとセットで780円で売れば、500円強の粗利となる。ケーキを作る労力から考えればこの選択をする経営者が多いのはいわば当然のことだろう。

よく吹上ホールなどで、外食フェアみたいなものをやっているが、あれに一度行ってみると面白いかもしれない。つまり今の時代、ほとんどのものが業者製、工場製なのだ。

膨大なメニュー、そして分量。まず仕込んでいる時間はない。体力にも限界がある。労力対効果が割に合わない。だから、できるだけ自分の味に近い業者製のものを仕入れて、それにちょこっと手を加えるだけで自家製と称して提供している店は本当に多い。そう考えると、ファミリーレストランは、すべて工場製とわかって食べている分、だまされることはないからその点はいいかもね。

もちろんすべて自家製の店だってある。本来はそれが当然だ。しかし、洋食系の店や居酒屋など、メニュー数が多く、しかも頻繁にメニューの入れ替えを行うとなると、業者製に頼らないとやっていけないのが実情だ。

この点、うなぎ屋、すし屋、焼肉屋、そばや、カレー屋、ラーメン屋などの専門店は、一点集中仕込みなので、業者製に頼らなくても済むということだ。

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