喫煙者の7割がニコチン依存症…4割は自覚なし  

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5月19日15時1分配信 毎日新聞

 製薬会社「ファイザー」のインターネットを使った喫煙に関するアンケートで、喫煙者の約7割がニコチン依存症と診断されるにもかかわらず、うち4割にはその自覚がないことが分かった。7割が禁煙を試みて失敗していながら、医師や薬剤師に相談した経験がある人は1割にも満たず、06年から禁煙治療に保険が使えるようになったのを知っていたのも半数以下だった。

 アンケートは4月、各都道府県の男女各100人、計9400人の喫煙者に行った。世界保健機関(WHO)の疾病分類などを基に作成した診断テストでは、6656人(71%)がニコチン依存症に該当。しかし自覚があるのは、そのうちの60%で、医療機関に相談していたのは全体の6%にとどまった。

 禁煙については68%が挑戦したことがあり、うち5回以上試みた人が2割以上いた。手段としては72%が「何も使わず意思のみ」。禁煙ガムや禁煙グッズの使用が14%で、医師に薬を処方してもらった人は0.4%だった。

 禁煙治療では、06年から医師の指導と張り薬(パッチ)が特定の医療機関で保険適用され、今年から一部の飲み薬にも拡大されたが、57%は保険治療が受けられることをまったく知らなかった。NPO法人・日本禁煙学会の作田学理事長(杏林大客員教授)は「大半の喫煙者が禁煙の成否は意思次第ととらえており、ニコチン依存症という病気への理解が不足している」と指摘する。




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コメント

飲食店経営者がするべき事

煙草は、嗜好品ではありません。
そしてニコチン依存症は、病気です。
病気の自覚がない喫煙者に、マナーを求めるのは、本当に難しいと思います。
煙草を吸いたいばっかりに、喫煙を何かと正当化したがる傾向にありますし。

「そんなに嫌なら、禁煙の店に行けば?」
「灰皿があるから、吸ってもいいじゃないか!」
そんな考えの喫煙者が多い事!。
(嫌煙者優先でマナーを守れる愛煙家もいます。)
マナーって、人に迷惑をかけない事なのに・・・。

だから受動喫煙の問題に関しては、喫煙者にマナーを期待するよりも、飲食店経営者が正しい知識(健康問題や不快感等)を持ち、禁煙の必要性を理解する事が必要と思います。
完全禁煙のお店がまだまだ少ないのが、残念で仕方ありません。
やはり快適な環境で食事は、楽しみたいものです!。

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おしどり夫婦さんへ

おっしゃるとおりです。
長期にわたる国家をあげての総ニコチン中毒化計画でしたから、洗脳されてしまった意識を変えるのもなかなか難しいんでしょうね。
あと4,5年はかかるかな。

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